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TriOrb BASEがスギノマシン社の新型モバイルマニピュレータに採用されました ~狭小スペースの自動化を可能にする全方向移動技術~

弊社開発の球駆動式全方向移動機構 「TriOrb BASE」 が、株式会社スギノマシン様(富山県滑川市)の新型モバイルマニピュレータ 「CMR-3Dシリーズ」 に採用されました。

本シリーズは業界最小クラスの筐体に協働ロボットアームを搭載し、狭小スペースでの自動化を可能にする次世代モデルとして発表されています。

TriOrb BASEは、アームの姿勢を崩さずに前後・左右・斜めへ滑らかに移動できる「真の全方向移動」を実現し、レイアウト制約の多い現場でも導入しやすいモビリティを提供します。

■ TriOrb BASE 採用のポイント

1.アーム姿勢を保ったまま自在に動ける全方向移動
大回り・切り返しが不要となり、タクト短縮・作業安定化・導入スペース最小化に貢献。

2.業界最小クラスの筐体サイズを実現
TriOrb BASEのコンパクト設計により、760×680mmという狭所対応サイズに寄与。既存レイアウトを変えず導入可能。

3.停止精度が高く、アーム性能を最大化
精密な位置決めがしやすく、作業品質・再現性の向上、段取り時間短縮へ。

4.工程変更にも強い柔軟性
レール無しの制約の少ない移動性能により、将来のライン変更にも適応できる投資価値の高いモビリティ。

スギノマシン様のニュースリリースはこちら

『業界最小クラスのモバイルマニピュレータ(ロボットアーム搭載AMR)を開発』 https://www.sugino.com/news/info251104/

【展示情報】2025国際ロボット展(iREX2025)

本機は 2025年12月開催「2025国際ロボット展」 にて初公開予定です。 スギノマシン社ブースでは、自在走行の実演も予定されています。

スギノマシン様の出展・ブースについてはこちら
https://www.sugino.com/news/ri-irex2025

TriOrb BASEを採用いただいた今回の新製品発表は、当社の全方向移動技術が多様な産業用途に広がる重要なマイルストーンです。

今後もスギノマシン社との協業を深め、現場課題の解決につながる製品開発・技術提供を進めてまいります。

CEOの石田がUTECのPodcastに出演いたしました(後編)

弊社CEOの石田が、東京大学エッジキャピタルパートナーズ(UTEC)さまのPodcast番組『Tech Startupの舞台裏』に出演いたしました。

後編では、展示会をきっかけに前倒しで進めた資金調達、100台規模を見据えたオペレーション構築、米国での挑戦と採用戦略などについてお話しいたしました。

ぜひお聞きください。

Podcastのリンクはこちら

後編

前編
https://open.spotify.com/episode/6MJvhQnYBwiDDKX1XawByP?si=8ncobLxOSciZy2UbUPDJNg

【後編の主なトピック】
・シリーズBに向けた採用・組織拡大と次の成長テーマ
・創業初期に直面した「研究者→経営者」への転換
・調達前倒しの背景と展示会で得た確信
・1台評価から複数台導入へ広がるスケール戦略
・米国展開で問われた“覚悟”と現地での実装アプローチ

【出展】2025国際ロボット展にYUAN High-Tech様と共同出展します。

2025年12月3日(水)から12月6日(土)にかけて、東京ビッグサイトで開催される「2025国際ロボット展 (International Robot Exhibition 2025, IREX2025)」に、YUAN High-Tech Development Co., Ltd.様と共同出展いたします。

【IREX2025とは】

人とロボットの共存・協働による産業創出と社会課題の解決を目指し、「ロボティクスがもたらす持続可能な社会」をテーマに開催される世界最大規模のロボット専門展です。最新協働ロボットやAGV/AMRをはじめ、産業用・サービスロボット、AI・ICT、センサーや要素技術など、ロボットに関わる最先端技術が一堂に展示されます。

展示ブースでは、全方向に自在に動く球駆動機構「TriOrb BASE」の独自の走行性能を、その場で実際にご体感いただけます。ぜひ、ブースにお越しいただき、革新的な技術をご覧ください。

ブース番号は「W3-43」です。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

≪2025国際ロボット展 (International Robot Exhibition 2025, IREX2025)≫

■ HP:

https://irex.nikkan.co.jp

■ 日時:2025年12月3日(水)~6日(土) 10時00分 ~ 17時00

■ 会場:東京ビッグサイト 西ホール

■ ブース:西3ホール「W3-43」

CEOの石田がUTECのPodcastに出演いたしました(前編)

弊社CEOの石田が、東京大学エッジキャピタルパートナーズ(UTEC)さまのPodcast番組『Tech Startupの舞台裏』に出演いたしました。

前編では、球体駆動(全方向移動機構)を1t級で成立させた背景、学術から産業応用への転換、耐久・安全・量産性を両立させた設計思想などをお話しさせていただきました。

ぜひお聞きください。

Podcastのリンクはこちら

前編

後編
https://open.spotify.com/episode/4qV8g7WWYg6dqiVJ4qkoLm?si=n59WpEr7RACXPwScd-Zj9A&nd=1&dlsi=e0153d651bbc4b0f

【前編の主なトピック】
・あえて複雑化させない産業実装の設計思想
・全方向移動機構の産業実装に立ちはだかった課題と突破口
・球体駆動のブレークスルーと300kg→1tへの進化
・RoboCupで培った制御技術と日本的「精緻な動き」の強み
・研究から事業化へ:九工大・産総研・JSTプログラムの軌跡

【経済産業省 OCEANプロジェクト】九州工業大学とのオープン&クローズ戦略推進実証事業が採択されました。

2025年10月8日、国立大学法人九州工業大学と株式会社TriOrbは、経済産業省より令和7年度「基盤的共同研究開発に関するオープン&クローズ戦略策定の推進・体制整備強化に向けた実証調査事業」に採択されました。

本事業は、「特定新需要開拓事業活動計画」を認定した者のオープン&クローズ戦略策定を一層推進するとともに、我が国のオープン&クローズ戦略策定や大学講座設置・体制整備などに関するノウハウなどを集約するために、実証調査事業を行うものです。

なお、2024年10月2日には、経済産業大臣より「特定新需要開拓事業活動計画認定制度(OCEANプロジェクト)」の計画認定(認定事業者:株式会社TriOrb、共同実施者:九州工業大学)を受けています。

今回の採択は、当社が目指す“共創と競争が両立するロボットエコシステム”の実現に向けた大きな一歩です。オープンな標準化活動と自社技術の独自価値を両輪とし、国内外のロボット産業の発展に貢献してまいります。

・令和6年度調査事業概要・成果報告書はこちら
https://www.meti.go.jp/policy/economy/hyojun-kijun/katsuyo/ocean_project/r6_itakujisseki/jissho_08.pdf

TriOrb BASEがEXPO 2025で伝統芸能「神楽」とのコラボパフォーマンスを披露

弊社の全方向移動モビリティプラットフォーム「TriOrb BASE」が、2025年大阪・関西万博「Safety, Health & Well-being for All」フェスティバルのオープニング演出「天岩戸伝説2025 ~太陽の復活~ 神々とロボットが紡ぐウェルビーイング神話」に出演いたしました。

ダイジェスト版動画(約1分30秒)

[パフォーマンスについて]
本パフォーマンスは、1970年大阪万博の象徴「太陽の塔」と日本古来の「天岩戸伝説」をモチーフとしたプログラムです。TriOrb BASE独自の、球体駆動による360度全方向移動を活かし、神楽面をまとった八百万の神々との共演を実現しました。

人とロボットが新しい時代の”共創”を切り拓くというメッセージを、神楽の再解釈とともに表現し、最新テクノロジーとヒューマニズムが融合した未来のウェルビーイングを世界に発信いたしました。

[パフォーマンス映像]

ダイジェスト版(約1分30秒)
https://youtu.be/wvB6dOBGxjI

フルパフォーマンス版(約11分30秒)
https://youtu.be/h9kBmsE_00s

[クレジット]
ロボット:TriOrb BASE
企画・演出:anno lab
共演: 国指定重要無形文化財 高千穂の夜神楽伝承協議会、豊前神楽(三毛門神楽講)

[今後の展開]
今回の万博出演を通じて、TriOrbは技術と文化の融合による新たな価値創造の可能性を表現いたしました。今後も、人とテクノロジーが共創する未来の実現に向けて、様々な分野でのイノベーション創出に取り組んでまいります。

融資およびプレシリーズB2ラウンドにて総額6.6 億円(累計13.5 億円)の資金調達を実施しました

デットファイナンスにより株式会社みずほ銀行から5億円の資金調達を実施しました。併せて、株式会社東京大学エッジキャピタルパートナーズ(UTEC)を引受先とする第三者割当増資により1.6億円の出資を受け、合計で6.6億円の資金調達を実施しました。これまでの累計調達総額は13.5億円になります。調達した資金を活用し、当社の全方向移動技術「TriOrb BASE」の社会実装を加速し、製造業の自動化を推進してまいります。

【本融資の概要】

・金融機関:株式会社みずほ銀行
・融資金額:5億円
・借入期間:長期
※本デットファイナンスにおける新株予約権の付与等(ベンチャーデット)はございません。

みずほ銀行
銀座法人第一部 部長 藤上 泰郊氏

株式会社TriOrb は、石田代表が九州工業大学在学中に研究されていた「球体を用いた全方向移動機構」の技術をコアに、革新的な製品の開発と社会実装に取り組んでおられます。同社は、この独自技術を通じて、産業界が直面するさまざまな課題の解決に挑み続けておられます。

当行は、同社製品が持つ卓越した位置決め精度や外乱走破性や洗練された機構、さらにはその技術が切り拓く未来の可能性に深い期待を寄せ、このたび融資を実行いたしました。

同社の全方向移動モジュールおよび自律移動ソフトウェア群は、多様な産業領域に革新をもたらし、日本の産業変革を先導する企業の一翼を担う存在となることを期待しております。当行も、その歩みに寄り添いながら、持続的な成長を力強く支援してまいる所存です。


東京大学エッジキャピタルパートナーズ
取締役COO パートナー/マネージングディレクター 坂本 教晃氏

今回みずほ銀行様より、アーリーステージの製造系スタートアップとしては類を見ない規模の融資を実行頂き、大変心強く感じております。また融資実行に並行して、弊社からプレシリーズB2ラウンドとして出資を実行させて頂きました。本調達により、TriOrb社の技術開発・事業推進体制がより一層強固になるものと期待しております。全方向移動機構及び協調搬送システムは、製造業をはじめとした生産ラインの柔軟性・拡張性を高める革新的なソリューションであり、自動化・省人化を牽引していく存在になることを確信しております。


TriOrb 代表取締役CEO 石田 秀一

この度はアーリーステージのものづくりスタートアップとしては稀有な規模のご支援をみずほ銀行様より賜り、当社の技術開発および事業展開をより一層加速する体制が整いました。

今回のみずほ銀行様からの融資、UTEC様からの追加出資をもとに、球駆動式全方向移動機構「TriOrb BASE」の社会実装をさらに進め、変種変量生産や労働力不足、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進といった製造業が直面する課題に対し、当社技術を活用した柔軟かつ拡張性の高い生産ラインの実現に向け、研究開発を強化してまいります。

PR TIMESのプレスリリースはこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000120742.html

Factory Innovation Week 2025に出展します

2025年1月22日(水)から1月24日(金)にかけて、東京ビッグサイトで開催される「Factory Innovation Week 2025:第9回ロボデックス」に出展いたします。

【ロボデックスとは】
協働ロボットやAGV/AMRほか現場のロボット化など最新技術を1,800社が出展する大規模展示会です。最新ロボットから周辺機器、ロボット開発技術まで一堂に出展されるロボット開発・活用の最前線をご覧いただけます。

展示ブースでは、狭路や傾斜面、グレーチングなどを設置したデモンストレーションを実施し、「TriOrb BASE」の高精度な位置決めや外乱走破性を体感いただけます。ぜひ、ブースにお越しいただき、革新的な技術をご覧ください。

ブース番号は「S3-40」です。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

≪Factory Innovation Week 2025:第9回ロボデックス≫
■ HP:https://www.fiweek.jp/tokyo/ja-jp/about/robo.html
■ 日時:2025年1月22日(水)~24日(金) 10時00分 ~ 17時00
■ 会場:東京ビッグサイト 南ホール
■ ブース:南1・2ホール「S3-40」

CES2025(1月8日〜11日)に出展します

米国ネバダ州・ラスベガスで開催される世界最大級のデジタル技術の見本市「CES 2025」(開催期間:2025年1月7日~10日)に九州工業大学と共同で出展します。

本展示会では、球駆動式全方向移動プラットフォーム“TriOrb BASE”を出展します。

TriOrb BASEは産業用途に応用可能な全方向移動機構であり、mm単位の精緻な位置調整、数百kgの耐荷重、段差・溝・傾斜等の外乱走破性を備えます。ブースでは機構の概要を紹介する静展示および実際の移動性能を体感頂けるデモ走行を実施します。

共同出展の九州工業大学は弊社のTriOrb BASEを足回りに採用した自律移動型サービスロボットSABOについてのポスター展示を実施します。

CES(Consumer Electronics Show)について

CESは、世界最大級のテクノロジー見本市で、毎年1月に米国ネバダ州ラスベガスで開催されます。家電、モビリティ、AI、ロボティクス、スマートシティなど多岐にわたる分野の最先端技術が一堂に会するこのイベントは、業界のトレンドを発信する場として注目されています。

TriOrbは、このグローバルな舞台で次世代技術「TriOrb BASE」を中心に、私たちのビジョンを発信します。

KVM2024にて「大賞」「NICT賞」を受賞しました

九州・山口の全9県及び経済団体7団体で構成するベンチャー支援組織「九州・山口ベンチャーマーケット2024」にてスタートアップ部門の「大賞」と「NICT賞」を受賞いたしましたので、報告いたします。この受賞を励みに、より多くの人々に価値を提供できる製品づくりに邁進してまいります。九州・山口地域をはじめ、日本全体の未来を支える企業として成長を続けていきます。

「九州 ・山口ベンチャーマーケット(KVM)」について

九州・山口各県と経済界が一体となり「世界に翔ばたくベンチャー企業」を輩出するため、各県のイチオシのベンチャー企業と九州・山口・国内外のビジネスパートナーのビジネスマッチングの場として開催されるイベントです。
ピッチコンテスト等を通じて、ベンチャー企業の資金調達や販路開拓を支援していただけます。

【KVMの概要】
https://kyushu-yamaguchi-vm.jp/

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